ここのところ、Eテレでやっている「こころの時代」という番組を録画しており、たまに見ていました。
お目当ては、ヴィクトール・フランクルの特集でしたが、そのほかにも様々な特集があり、興味があるものだけ見ていました。
その中に、禅僧と医師が対談する回があり、「なるほどなぁ」と思ったのでご紹介しますね。
その禅寺では毎朝2時間、座禅を組むのだそうです。
座禅は何のためにやるかというと、特に何のためにもならない。
(20歳で禅僧になったとして、40年間座禅を続けたらおじさんになるだけ。と、彼は言っていました)
でも、じっとただ座っていると、普段いそがしく生活しているときには気づかない、鳥のさえずりや木々の音に気付くのだと。それが、今を生きることなのだと、彼は言っていました。
「宝くじが当たりますように、当たったらこうしようという考えは、今を生きるよりも未来に目が向いている。でも、多くの人は気づいていないのだが、実はこの世に生まれて呼吸をしていることがすごい奇跡で、すでに宝くじを引き当てているようなこと。」
「人の一生が30,000日あるとすると、1日1日を積み上げるように考える人が多い。でも、こう考えたらどうだろう。毎日1枚ずつ新しいカードが配られ、その1枚のカードを存分に味わい満喫して、後悔なくカードを手放す。そして、また次の日に配られるカードを存分に味わって手放す。」
これを聞いて、確かにと思いました。コーチングでは「未来どうなりたい?」という理想像を描きます。それ自体にはすごくパワーがあり、素晴らしい考え方だと思います。ですが、未来に基準を置きすぎると「今は未来の準備期間」でしかなく、勿体ないことになります。
せっかく今、貴重な人生を生きているのだから、未来へ向かう道の途中であったとしても、「今生きている幸せ」を味わいたいし、コーチングをするときも、その姿勢を大事にしたいなぁと思いました。
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